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四十肩・五十肩の治療と治し方 痛みを改善する治療・リハビリとは?

2026年3月10日


四十肩や五十肩になった場合、適切な治療を行うことで、回復がスムーズに進む可能性があります。


万が一四十肩や五十肩になった場合に備え、治療法や治し方のポイントを押さえておきましょう。


この記事では、四十肩や五十肩の治療法を詳しく解説します。


■四十肩・五十肩とは?

四十肩や五十肩は、肩関節を構成する組織の炎症が起こり、痛みや動かしにくさが生じた状態を指します。


高齢になると、関節の摩耗(擦り減ること)や、筋肉・靭帯の炎症が起こりやすくなり、四十肩や五十肩が起こりやすくなります。


四十肩や五十肩は軽度であれば自然に治る場合もありますが、炎症が強く生じている場合、適切な治療を行わなければ長期間痛みに悩まされるケースもあります。


患者さん一人ひとりに合った治療法や、時期に合わせた治し方によって、痛みの改善につながります。


関連記事:【セルフチェック】四十肩・五十肩の違いとは 腕や首、肩甲骨の痛みから見る原因と症状

関連記事:五十肩・四十肩は自然に治らない? 放置が症状を悪化させる理由について

■四十肩・五十肩の治療法

四十肩や五十肩には、主に以下のような治療法があります。


  • 安静
  • 薬物療法
  • 物理療法
  • 運動療法
  • 手術

※当院は物理療法に対応しておりません。


それぞれ詳しく解説していきます。

安静

肩の炎症が強い時期は、肩関節を安静に保つことを優先します。


肩関節に炎症が起こっている場合、腕を下ろしているだけでも痛みを感じたり、夜眠るときも強い痛みを感じたりする方が多いです。


痛みが強いケースでは、できるだけ関節の動きを抑えられるよう、三角巾やサポーターなどを使用する場合もあります。

薬物療法

痛みが強い場合は、炎症を抑えるため、消炎鎮痛剤や湿布などを処方します。


痛みで肩を動かせないために、日常生活や仕事で不便な思いをする方も少なくありません。


内服薬や肩関節への注射によって痛みをやわらげられ、肩を動かしやすくなるでしょう。

運動療法

運動療法では、肩の筋肉や関節をほぐし、動かしにくさの改善を図ります。


炎症の強い時期や安静にしている間、肩関節周囲の筋肉や関節がこわばり、動きが悪くなる場合があります。


痛みが落ち着いた頃合いを見計らって、少しずつ関節を動かし、炎症が起こる前の状態へ近づけていきます。

手術

四十肩・五十肩が重症化して関節が強く固まってしまった場合、関節の動きを改善するための手術や処置を検討することがあります。


また、精密検査の結果、痛みの原因が四十肩ではなく、腱の断裂や石灰化など別の疾患だった場合にも、必要に応じて手術が選択されます。


手術が必要かどうかは、レントゲンやその他の精密検査によって判断できるため、不安な場合は医師に相談しましょう。

■四十肩・五十肩には時期ごとの治し方がある

四十肩や五十肩を治す場合、時期ごとに適した治療を行うことが大切です。


四十肩や五十肩は、主に以下の3つの時期に分けられます。


  • 炎症期
  • 拘縮期
  • 寛解期

詳しく見ていきましょう。

炎症期

炎症期は関節を動かそうとすると強い痛みを感じ、動かすのをためらってしまう時期です。

安静にしていても痛みが出現する場合が多く、夜間に眠れなくなる方も少なくありません。


炎症期は、安静や固定、消炎鎮痛剤などによって痛みを抑えることを優先します。なるべく肩に負担がかからないよう、日常生活や仕事でも極力肩を使用しないよう注意します。

拘縮期

拘縮期は、肩の痛みが落ち着いてくる時期です。


この時期は、炎症期に強まった関節や筋肉のこわばりを少しずつほぐしていき、肩の関節可動域を広げていきます。


ただし、肩の状態次第では、運動によって強い痛みを感じるケースもあります。その場合は、痛み止めを使用して運動を行いやすくしたり、安静期間を延長して様子を見たりしながら、無理のない範囲で可動域を広げていくのがポイントです。

寛解期

寛解期に入ると、関節や筋肉のこわばりが落ち着くため、積極的にリハビリを実施します。


整形外科でのリハビリだけでなく、自宅での自主トレーニングも積極的に実施し、動きの改善を図っていきます。


寛解期に入っても強い痛みが残っていたり、関節の動きが著しく低下していたりする場合は、手術が視野に入るケースもあります。

■四十肩・五十肩の自主リハビリ方法

四十肩や五十肩でご自宅で行える自主リハビリ方法を紹介します。自宅で簡単に実施できるため、拘縮期や寛解期に当てはまる方は、積極的に行ってみてください。


【肩のリハビリ①】


  1. 椅子に腰かける
  2. 上半身を前に倒す
  3. 片方の腕を脱力して下げる
  4. 腕の力を使わず、体を揺らして円を描くように腕を動かす

【肩のリハビリ②】


  1. タオルまたは棒を両手で持つ
  2. 肘を伸ばしたまま上に挙げる
  3. 頭の上を通過したら肘を曲げる
  4. 首の後ろまでタオルが下りたら、ゆっくりと元の姿勢に戻す

上記のリハビリを無理のない範囲で繰り返すことで、少しずつ関節の動きの改善が期待できます。


さらに自分に適した運動を知りたい場合は、整形外科でリハビリを受けた際に、理学療法士へ尋ねてみましょう。

■四十肩や五十肩の治療は整形外科にご相談ください

四十肩や五十肩は、適切な治療を行うことで、スムーズな回復につながります。症状が強いと感じる場合は、なるべく早めに整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。


『わたなべ整形外科運動器クリニック』では、四十肩や五十肩の治療も受け付けています。


先端機器を使用した精密検査や、専門的な治療・リハビリテーションにより、四十肩や五十肩からのすみやかな日常生活復帰をサポートいたします。


肩の痛みにお悩みの方は、お気軽に当院へご相談ください。


わたなべ整形外科 運動器クリニック
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