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PRP-FD療法とは?

2019年5月22日

高齢になり膝軟骨の摩耗や半月板の損傷などにより、日常生活での痛みや不自由さを感じていらっしゃる方も多くおられると思います。多くの場合、レントゲンを撮ると関節の間隙が狭くなり、変形性膝関節症という診断名となります。この変形性膝関節症は、高齢化率の上昇とともに増加傾向となっています。ある研究では我が国において症状のある方が800万人、さらに潜在的には2500万人に達するとの研究もあります。治療は、リハビリ、飲み薬、ヒアルロン酸注射などの保存療法を行います。しかし重度の変形や強い疼痛が残っている場合、人工関節置換術という手術に至ることが少なくありません。

また、プロスポーツ選手をはじめ、スポーツをしている方なら、慢性的な関節炎や膝の痛み・健や筋肉の損傷など多くのお悩みを抱えているのではないでしょうか。
PRP-FD療法とは、ご自身の持つ血小板の成長因子を使って、治りにくい組織の治癒を促す治療法です。ヒトの細胞組織が損傷した場合、血小板が放出する成長因子により、組織の修復が行われます。PRP-FDとは、ご自身の血液から作成したPRP(多血小板血漿)を活性化し、さらに濃縮したものを無細胞加工した後にフリーズドライしたもので、このPRP由来の成長因子を用いて患者様に本来備わっている自己治癒力を高めていくことが、PRP-FD療法の目的となります。特に変形性膝関節症に対しては、保存療法と、人工膝関節置換術の間を埋める治療として、近年大いに期待されています。

PRP-FD療法のメリットデメリット

  • メリット

  • 自己修復力を利用するため自然な形の修復を促すことが期待できる。
  • 自己修復が難しい組織の修復も促すことができる。
  • 手術と違い何度でも処置が可能。
  • 関節、筋、腱、靱帯、骨など運動器の大半に治療可能。
  • デメリット

  • 自己修復力に依存するため、修復プロセスが働かないことがある。
  • 痛みや炎症(熱感、赤み、腫れ)を伴うことがある。
  • 感染症を起こしている場合など治療できないケースがある。
  • 注射を行う一般的なリスクがある。(感染症や皮下出血)
PRP-FD療法は保険適用外の治療です。
そのため費用は、自己負担となります。
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