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骨粗しょう症になりやすい人とは? 原因・症状・予防のために知っておきたい基礎知識

2026年2月9日


骨が脆くなり、骨折しやすくなってしまう「骨粗しょう症」をご存じでしょうか?


日本では、骨粗しょう症になっていることに気が付かず、骨折して寝たきりになってしまったり、介護が必要になったりする方が少なくありません。


健康寿命を保つためにも、骨粗しょう症について理解しておくことが大切です。


この記事では、骨粗しょう症になりやすい人の特徴や、骨密度が低下する原因を詳しく解説します。記事の後半では、骨密度の低下を予防する方法についても触れますので、ぜひ最後までご覧ください。


■骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは、骨密度(骨の量)が減少し、骨折しやすくなっている状態を指します。


日本では1,500万人を超える方が骨粗しょう症にかかっていると言われており、特に高齢者にとっては身近な病気の1つです。


骨粗しょう症が悪化すると、少しの衝撃を受けただけで骨折するリスクが高くなるため、寝たきりや介護が必要になる原因として問題視されています。


将来も健康に動ける体を保つためには、骨粗しょう症の原因や予防法を理解し、早めに対策しておくことが大切です。


骨粗鬆症 | 生活習慣病の調査・統計 | 日本生活習慣病予防協会

■骨粗しょう症になりやすい人の特徴と原因

骨粗しょう症はどんな人にも起こる可能性のある病気ですが、以下のような特徴に当てはまる方は、特に骨粗しょう症にかかりやすいと言われています。


  • 高齢である
  • 女性である
  • 運動不足である
  • 飲酒や喫煙習慣がある
  • 薬を継続的に使用している
  • 家族に骨粗しょう症の人がいる

それぞれ詳しく解説していきます。

高齢である

骨粗しょう症の危険因子として、多くの方に当てはまるのが「加齢」です。私たちの骨は、丈夫な状態を保つため、常に細胞が生まれ変わり続けています。高齢になると、細胞が生まれ変わる力が低下し、骨の中が徐々にスカスカになってしまうのです。

女性である

骨粗しょう症は、男性よりも女性に起こりやすい特徴があります。これは、閉経や女性ホルモンの低下が骨密度に影響するためであり、更年期以降の女性は特に骨密度の低下や骨折に注意が必要です。

運動不足である

家にこもりっきりの方や、運動する習慣がない方も、骨粗しょう症にかかりやすくなります。


骨は適度なストレスを受けると丈夫になる性質を持っていますが、身体を動かす機会が少ない方は骨に刺激が与えられないため、骨密度が低下するリスクが高まります。


また、骨に必要な栄養素である「ビタミンD」を作り出すには、日光を浴びる必要があります。運動や散歩の習慣がなく、外に出る機会が少ない方は、ビタミンDが不足し骨が脆くなってしまうかもしれません。

飲酒や喫煙習慣がある

喫煙習慣のある方や、過度の飲酒をする方は、骨粗しょう症にかかりやすい傾向があります。喫煙は、骨に必要なカルシウムの吸収を妨げてしまい、骨密度を低下させる要因となるのです。


また、アルコールを摂取すると、カルシウムの吸収を妨げたり、尿として排出させてしまったりするため、骨粗しょう症を招きやすくなります。

薬を継続的に使用している

病気の治療などで薬を服用し続けている場合も、骨密度が低下する可能性があります。ステロイドや化学療法に使われる薬が骨の生まれ変わりに影響を及ぼし、骨粗しょう症を招く場合もあるのです。


病気の治療に使われる薬には、副作用の項目に骨への影響について記載されている場合があるため、自己判断で薬を中断せず、主治医にご相談ください。

家族に骨粗しょう症の人がいる

骨粗しょう症には遺伝も関与すると言われており、親や親族に骨密度が低い方がいる場合は注意が必要です。


必ず遺伝するわけではありませんが、家族の誰かが骨粗しょう症の診断を受けた場合は、早めに検査をすることをおすすめします。

■骨粗しょう症の初期症状や前兆

骨粗しょう症は初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、気づかないうちに進行し、「転んだだけで骨折した」「背中が痛い」となって初めて発覚することが少なくありません。


以下のような変化がある場合、すでに骨が脆くなっていたり、背骨で「いつの間にか骨折」が起きていたりする可能性があります。


  • 少しの動作で骨折した経験がある
  • 急に身長が低くなった
  • 背中が丸くなってきた
  • 背中や腰の骨あたりが痛む

これらは、骨が脆くなったことが原因で生じる場合があり、骨粗しょう症の前兆とも言える症状です。


上記の症状がある場合、必ず骨密度が低下しているとは限りませんが、複数の項目に当てはまる場合は早めに整形外科で相談がおすすめです。

■骨粗しょう症を予防するには?

骨粗しょう症になると、悪化を防ぎ、少しでも改善させるためには長い時間がかかります。そのため、骨が減らないように守る「予防」と、早期発見が大切です。


骨粗しょう症を予防するには、以下の点に気をつけましょう。


  • 食生活に気を配る
  • 毎日少しずつ運動する
  • 飲酒や喫煙習慣を見直す
  • 定期的に整形外科で検査と治療を受ける

簡単に取り組める予防方法は、生活習慣の見直しです。バランスの取れた食事で骨に十分な栄養を届けることや、運動で骨を刺激することなど、日頃からできる健康習慣を身に付けるとよいでしょう。


また、早めに整形外科で検査を受け、定期的に骨密度をチェックするのも重要です。骨密度の低下は目に見えないため、定期的に検査を受け、数値が低下していないか確認する必要があります。


数値が低下する兆候があれば、早めに薬での治療や生活習慣の見直しが行えるため、骨粗しょう症の予防のきっかけにもなるでしょう。


整形外科では骨密度の検査のほか、栄養バランスについてのアドバイスや、一人ひとりの身体状況に合わせた運動方法の提案も受けられます。

■骨粗しょう症が不安な方は整形外科でご相談ください

骨粗しょう症は誰もが発症する可能性があり、早めの治療や予防が大切です。


特に、高齢の方や女性ホルモンが変動する時期の方は発症する可能性が高くなるため、早めに整形外科で検査を受けることをおすすめします。


『わたなべ整形外科運動器クリニック』では、骨粗しょう症の治療や相談を受け付けています。


専門機器を使用した検査はもちろん、骨密度の低下を防ぐためのアドバイスやリハビリテーションについてもご案内可能です。


骨粗しょう症に不安を感じている方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。



わたなべ整形外科 運動器クリニック
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