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スポーツ障害などで体外衝撃波治療を検討中の方へ 痛みや治療の流れを解説

2025年8月28日


当院では、長引くスポーツ障害や、炎症を起こしてしまった肩・肘・膝などの関節の治療に「体外衝撃波治療」をご提案することがあります。


痛みに悩んでいるものの、聞きなれない治療法であるために体外衝撃波治療へ抵抗感を感じている方もいるのではないでしょうか?


この記事では、体外衝撃波治療を実施する流れや注意点を解説します。

「体外衝撃波治療は痛いのか?」「保険適応されるのか?」といった疑問についても回答していますので、ぜひご覧ください。

■体外衝撃波治療とは?

体外衝撃波治療とは、機械を使用して身体の外から内部に向けて衝撃波を与え、痛みの原因となる神経に働きかける治療法です。


身体の表面からでは触れない筋肉や腱、靭帯などに衝撃波を与えられるため、治療の難しい部位の痛みを改善できる治療法として注目されています。


体外衝撃波治療には、広く浅い範囲に衝撃波を与える「拡散型衝撃波」と、狭く深い範囲に衝撃波を与える「集束型衝撃波」の2種類があります。


当院で使用している「集束型衝撃波」は、より深い範囲に効果を発揮し、患部を集中的に治療する能力に長けており、治療の難しいスポーツ障害にも積極的に使用しています。


体外衝撃波治療については「スポーツ障害などの膝・肘の痛みに|体外衝撃波治療の効果と対応疾患」の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

■体外衝撃波治療の流れ

体外衝撃波治療を実施する場合、以下のような流れで治療を勧めます。


  • 適応の確認

  • 患部への照射

  • 約10分間照射し終了


それぞれ解説していきます。

◎1.適応の確認

体外衝撃波治療を実施する場合、事前にレントゲンやMRIを撮影し、治療の適応となるか確認します。


検査結果から医師が適応と判断し、患者さんからのご希望があった場合、同意書にサインしたうえで治療を行います。


適応の有無を確かめる検査は保険診療となるため、安心して受けていただくことが可能です。検査の段階で、治療に関する不安や疑問も詳しく回答しますので、気軽にお尋ねください。

◎2.患部への照射

患部へ照射する際は、痛みのある場所へ触診と超音波検査を行いながら衝撃波を当てます。


患部の部位に合わせて姿勢のセッティングを行った後、低レベルの衝撃波から照射を開始し、様子を見ながら照射レベルを上げていきます。


なるべく高い治療効果が得られるよう、我慢できる範囲までレベルを上げますが、途中で中断することも可能です。

◎3.約10分間照射し終了

体外衝撃波治療は、目的となるショット数に達したら終了です。

1回の治療にかかる時間は約10分程度であり、身体に負担をかけることなく治療を終えられます。


複数回治療を希望する場合は、一定期間空けてから、再度治療となる点に注意してください。

■体外衝撃波治療は痛いの?

体外衝撃波治療は、人によっては痛みを感じる場合があります。


身体の内部に強い衝撃波エネルギーを伝えるため、治療中に痛みが生じるケースもあるのです。


ある程度の痛みは治療のために仕方がないことではありますが、耐えられない場合は無理に継続せず、中断することも大切です。


また、治療後に一定期間痛みが続く場合もありますが、多くの場合は一時的な痛みであり、徐々に落ち着いていきます。


痛みが強い場合や、なかなか引かない場合は、医師へ相談してください。

■体外衝撃波治療は保険適応で受けられる? 

体外衝撃波治療は、「難治性足底腱膜炎(なんちせいそくていけんまくえん)」にのみ保険適用となります。


それ以外のけがや不調に対しては自費診療扱いとなるため、あらかじめ治療費を確認してください。


体外衝撃波治療にかかる費用


難治性足底腱膜炎

(6ヶ月以上の保存療法を行っても痛みの改善しないもの)

5,000~15,000円

(窓口負担割合で変動)

難治性足底腱膜炎以外の場合(1回あたり)

8,800円(税込)

■体外衝撃波治療の注意点

体外衝撃波治療を受ける場合の注意点を解説します。

治療に伴う痛みやリスクに関して、改めて整理しておきましょう。


  • 治療中や治療後に痛みが生じる場合がある

  • 照射した部位へ一時的に腫れや湿疹が生じる場合がある

  • 照射した部位へ一時的に出血や痕が生じる場合がある

  • 一時的に感覚が鈍くなったり神経痛が生じたりする場合がある

  • 治療効果は個人ごとに差がある


体外衝撃波治療には上記のような注意点があるため、あらかじめ了承していただいたうえで治療を行います。


また、治療によって完全に痛みを改善できる保証はありません。

治療を受けたうち6~8割の方は効果を実感されていますが、個人ごとに効果の差があることをご理解ください。

■長引く痛みにお悩みの方は体外衝撃波治療をご検討ください

スポーツ障害などによる慢性的な痛みは、改善を図るのが難しい場合もあります。

なかなか痛みが引かない場合や、治療をしながらスポーツを継続したい場合は、体外衝撃波治療を受けることもご検討ください。


『わたなべ整形外科運動器クリニック』では、集束型体外衝撃波治療を提供しております。

治療に興味のある方は、ぜひ気軽に当院へご相談ください。


わたなべ整形外科 運動器クリニック
医師
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