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骨粗しょう症は治療で良くなる? 骨折を防ぐために知っておきたい運動とは

2026年2月19日


骨粗しょう症と診断された方の中には「もう手遅れかもしれない」「高齢だから仕方ない」と、治療に対して後ろ向きになる方もいらっしゃいます。


しかし現代では、骨粗しょう症に対するさまざまな治療法があり、継続することで骨密度を改善できる可能性があります。


寝たきりや介護が必要な生活にならないよう、いつまでも元気に活動したい方は、骨粗しょう症の治療についてきちんと理解しておくことが大切です。


この記事では、骨粗しょう症の治療法や予防法などを解説します。


■骨粗しょう症は治療できる病気です

骨粗しょう症になってしまった場合でも、骨密度を増やし、骨折リスクを下げることは可能です。


私たちの骨は丈夫な状態を維持できるよう、常に細胞が作り変えられています。

残念ながら、加齢や閉経などによって細胞を作り変える力は低下していき、骨は少しずつ脆くなってしまいます。


しかし、骨粗しょう症の治療を受けることで骨密度(骨の量)を高め、丈夫で折れにくい骨を目指すことができるのです。


「歳を取ったから仕方ない」「治療しても意味がないのでは?」と諦める方もいますが、放置すると、転倒やちょっとした衝突で骨折し、動けなくなってしまうケースもあります。


高齢になってからでも、骨粗しょう症の治療は可能です。

どのような方法があるかをきちんと理解し、いつまでも元気な骨を維持することが、健康に長生きするコツにもなります。


関連記事:骨粗しょう症になりやすい人とは? 原因・症状・予防のために知っておきたい基礎知識

■骨粗しょう症の主な治療法

整形外科では、以下の方法を用いて骨粗しょう症を治療します。


  • 薬物療法
  • 運動療法
  • 食事療法

それぞれ解説していきます。

薬物療法

骨粗しょう症治療の要(かなめ)となるのが薬物療法です。


高齢者や閉経後の女性は、年齢とともに骨密度が低下しやすくなりますが、 適切な薬を使用することで、骨が弱くなるのを防ぎ、骨を強く保つことが期待できます。


骨粗しょう症に使用する薬には、以下のような種類があります。


  • 骨の破壊を抑える薬
  • 骨を作る力を強める薬
  • 骨の材料や代謝を助ける薬

骨密度は、骨が破壊される「骨吸収」と、骨が再生する「骨形成」のバランスが崩れることで徐々に低下していきます。


患者さんごとに骨吸収と骨形成のバランスをチェックし、骨の状態や体質に適した薬を使うことが大切です。


なお、薬には内服薬や注射剤などの種類があり、効き目や副作用を考慮して使い分けます。また、骨の栄養状態によって、カルシウムやビタミンを補給する薬も使用することもあります。

運動療法

運動も丈夫な骨を作るために欠かせない要素の1つです。


骨は、ある程度の刺激を与えることで骨形成が促進されることが分かっています。

高齢になり、散歩や外出、運動などの機会が減ると、骨に刺激が与えられずに脆くなってしまうのです。


薬での治療を進めつつ、適度な運動を生活に取り入れることで、骨を丈夫に保ち続けられるようになります。


なお、整形外科では、患者さんが健康状態に合わせた運動を行える「リハビリテーション」を受けることも可能です。


理学療法士が1対1でリハビリテーションを担当し、患者さんの筋力や全身的な体力に合わせた運動方法を提案するため、運動不足の方でも安心してトレーニングを行えます。

食事療法

骨を丈夫にするには、食事から栄養を補給することも大切です。


骨を作り出すには、タンパク質やビタミンD、カルシウムなど、さまざまな栄養が必要になります。


食事の量が不足していたり、栄養バランスが偏った食事をしていると、丈夫な骨を作り出すことができなくなるのです。


整形外科で薬や運動による治療に加え、日々の食生活に対するアドバイスを受けることで、さらに効率よく骨密度を改善できるでしょう。

■骨粗しょう症は治療だけでなく「予防」も大切

骨粗しょう症は、年齢を重ねてからの対策だけでなく、 早いうちから予防しておくことも大切です。


低下した骨密度は治療によって強い骨にすることはできますが、若い頃のような骨に戻るのは難しい場合が多いためです。


早いうちから予防を心掛けておくことで、治療が必要な状態になるのを防ぎ、健康的な骨を維持しやすくなるでしょう。


骨密度を予防するためのポイントは以下の通りです。


  • 定期的に骨密度検査を受ける
  • 骨に良い運動や食事を学ぶ
  • 毎日外に出て日光を浴びる

重要なのは、定期的に整形外科で骨密度検査を受けることです。特に女性の場合、40歳~50歳を過ぎた頃から女性ホルモンの量が変化し、骨密度が急激に低下する方も少なくありません。


定期的に骨粗しょう症の兆しがないかチェックしましょう。


また、運動習慣や食事習慣、外に出て日光を浴びる習慣を身に付けるのも、大切な予防法の1つです。


※夏は熱中症にご注意ください。


日光を浴びることで、骨の栄養に欠かせない「ビタミンD」を作り出せるため、運動を兼ねて散歩やジョギングを行うとよいでしょう。

■骨粗しょう症の治療は整形外科にご相談ください

骨粗しょう症の治療には時間がかかることが多いですが、丈夫な骨を目指すことができます。


寝たきりや介護が必要な身体になるのを防ぐためには、丈夫な骨を維持することが欠かせません。


骨粗しょう症と診断された場合も「高齢だから」と諦めず、整形外科で専門的な治療を受けましょう。


『わたなべ整形外科運動器クリニック』では、骨粗しょう症の治療や予防の相談を受け付けています。


患者さん一人ひとりの体質や環境に合わせた治療と予防をご提案し、丈夫な骨を手に入れるお手伝いをさせていただきます。


骨粗しょう症についてお悩みの方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。


わたなべ整形外科 運動器クリニック
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