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肘が痛い原因は?病院に行くべき? スポーツで起こりやすい肘の疾患

2026年4月9日


スポーツクラブや部活動をしているお子さんから「肘が痛い」と言われ、心配している親御さんもいるのではないでしょうか。


また、趣味や健康のためにスポーツや運動をしていて「肘が痛い」と感じる方もいらっしゃると思います。


スポーツ中に感じる肘の痛みには、さまざまな原因があります。それぞれのケガや不調で、症状や原因、対処法が異なるため、正しく見極めるポイントを理解しておくことが大切です。


この記事では、スポーツ中に肘が痛む原因となる代表的な疾患を解説します。記事の後半では、病院に行くべきかの判断基準や、何科で治療を受けられるのかについても触れるので、ぜひ最後までご覧ください。


■スポーツで肘が痛む原因となる代表的な疾患

「スポーツ中に肘が痛い」と感じる場合、以下のような疾患が原因となっている可能性があります。


  • テニス肘
  • 野球肘
  • 肘内障
  • 肘部管症候群
  • 上腕骨顆上骨折
  • 変形性肘関節症

それぞれ詳しく見ていきましょう。

テニス肘

テニス肘は、疾患名の通り、テニスをする人や前腕の筋肉をよく使う生活をする人に見られるケガの1つです。


大人にも多い疾患ですが、部活動などでラケットを振る動作を繰り返す子どもにも見られるケースもあります。


テニスや運動中以外でも、雑巾を絞る、ドアノブを握って捻るなど、物を掴んで動かす動作を行った際に痛みを感じるケースが多いです。

野球肘

野球肘は、成長期の野球をする子どもに多いケガの代表例です。


投球動作(ボールを投げる動き)を何度も繰り返すうち、肘関節の骨や軟骨、靭帯、腱などに負担がかかり、やがて痛みが出現します。


特にピッチャーに多く、ケガが認められた場合は、投球動作や肘に負担のかかる運動を控え、安静にすることが大切です。

肘内障(ちゅうないしょう)

肘内障は、肘の靭帯から骨が外れかかり、痛みで曲げ伸ばしができなくなるケガを指します。


小さなお子さんは関節がまだ不安定なため、体操や運動遊びの中で腕を引っ張られると肘内障が起こりやすくなります。

上腕骨顆上骨折(じょうわんこつかじょうこっせつ)

上腕骨顆上骨折は、転倒や転落、スポーツ中の接触などが原因で起こることがある肘の骨折です。


不意の転倒から身を守るために手を着いたり、肘が本来曲がる方向と逆側に向けて強い力が加わったりしたときなど、肘へ急激な力が加わった場合に発症します。


痛みと腫れ、肘関節を曲げられないなどの症状が出るほか、折れた骨が近くを通る神経を圧迫している場合、指先にしびれを感じたり、指が動かしにくくなったりすることもあります。

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)

肘部管症候群は、肘の近くにしびれるような痛みが走る「神経障害」の一種です。


骨折の後遺症や、スポーツで起こった肘の変形により、尺骨神経(しゃっこつしんけい)が圧迫されることで引き起こされます。


悪化すると肘のしびれ・痛みだけでなく、手の小指側に筋肉の痩せや変形が生じ、手を動かしにくくなるケースもあります。

変形性肘関節症

変形性肘関節症は、肘の使い過ぎが原因で起こる「骨の変形」です。


肘の曲げ伸ばしを繰り返したり、関節に炎症が起こったりすると、軟骨が摩耗(擦り減ること)して変形し、痛みを生じるようになります。


また、骨がトゲ状に変形した後かけらとなり、肘関節に引っかかることで、肘の動きを妨げてしまう場合もあります。


■スポーツで肘が痛むときは病院へ行くべき?

お子さんが肘の痛みを訴える場合、なるべく早めに病院を受診することが大切です。


肘の痛みが骨や軟骨の問題によって生じている場合、「そのうち治るだろう」と放置していると「肘が動かない」「痛みが強くなる」など、悪化のリスクが高くなります。


発見と治療開始が遅れると、回復にかかる期間が長引いてしまうだけでなく、治療後も後遺症が残ってしまう可能性も考えられます。


万が一のケガや不調の可能性を考慮し、なるべく早めに病院を受診しましょう。


■肘の痛みは何科で治療を受けられる?

肘の痛みがある場合、整形外科を受診することで検査と治療を受けられます。整形外科では、専門的な医師による問診や触診によって、肘に生じるケガの原因を詳しく調べます。


また、MRIやレントゲン、エコー検査などの精密機器を使用した検査によって、ケガの状態をより詳細に把握し、一人ひとりに適した治療方法を提案してもらうことも可能です。


お子さんが肘の痛みを訴えている場合は、早めに整形外科を受診し、専門的な検査と診断・治療を受けましょう。


関連記事:スポーツ障害とスポーツ外傷の違いとは? ケガの正しい理解と予防法


■スポーツ中の肘の痛みは早めに整形外科へご相談ください

スポーツをするお子さんが肘の痛みを訴える場合、さまざまなケガや不調が原因として考えられます。


痛みの改善と早期のスポーツ復帰を希望する場合は、なるべく早めに整形外科を受診して原因を突き止め、状態に適した治療を受けることが大切です。


『わたなべ整形外科運動器クリニック』では、肘の痛みの治療や相談も受け付けています。


医師による検査と治療はもちろん、充実したリハビリテーションも提供しており、肘の痛みからすみやかなスポーツ復帰をサポートいたします。


お子さんが肘の痛みを訴える場合は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。


わたなべ整形外科 運動器クリニック
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